当時、奇数月が大の月(31日)、偶数月が小の月(30日:2月だけ29日)だったのですが、8月が小の月であることにアウグストゥスが激怒、急遽大の月へと変更したという話です。
当時の暦は3月から始まって、2月で終わるというものだったので、最後の年である2月が槍玉にあがってしまいました。
もともと少ない月だったので、もう1日ぐらいいいか、と思ったのかもしれません。
8月を英語で「August」というのは、この皇帝アウグストゥスの名前が由来となっています。
そして2月(February)は、ローマでの清めの儀式、「Febraus(フェブラウア)」から取られているそうです。
清めの儀式の月を1日奪うとは、さすが皇帝です。
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