ベンタイン市場から、昼食の話へ。
ではどうぞ。
これで3度目になった、ベンタイン市場入り。
今回買ったのは、シャツとズボン、そして靴下。
一気に所帯じみたおみやげである。というか、日用品である。
ナイキのポロシャツとか、アディダスとか、立派なメーカーのさらっとした、サッカーのユニフォームのようなシャツが、9万ドン(642円)である。
エイコはほとんどバーゲンの感覚でそれらを買い込んだ。
それらをすべて、700円で買ったノースフェイスのバッグに詰め込み、ホテルへと帰る。
ホテルに戻ったのがちょうどお昼だった。
ちょっと荷造りをして、昼食と午後の予定である「戦争証跡博物館」というところに行くため、ホテルを出た。
暑いのは暑いのだが、曇っている。
そろそろ、あれが来そうな予感がした。
ガイドに載っていた、ブンという麺類を食べさせるレストラン「ブンタ」というところに入って、ビールとブンを注文すると同時に、やはりものすごいスコールがやってきた。
表で客引きをしていた黒づくめのウェイターが、あわてる様子もなくカーテンを引き、オープンテラスに置かれたクロスなどを片づけていく。慣れたものだ。
ガラス張りの天井は、激しい音を立て、その側を水が滝のように流れていく。
ハノイの時も、カンボジアの時も、スコールを間一髪で避けていたが、今回のスコールが一番激しかっただろうか。
注文した「ブン」というのは、フォーに比べて太くて短い感じの麺で、スープはちょっと味付けが濃かった。
野菜のブンというのと、牛肉の辛味ブンというのを食べた。辛いのは、やはり辛い。
ブンを食べ終わっても、スコールが止まないので、デザートも注文した。
(続く)
味の説明がなかったですが、ブンは、かなりおいしかったですね。