半導体の世界では、「ムーアの法則」というものがあります。
これは、「半導体の集積密度は18〜24ヶ月で倍増する」というものです。
半導体技術関係者には有名な法則だそうですが、日常生活ではまったく応用が利かないですね。
この法則は、1965年に当時のインテル社長、ゴードン・ムーア氏が経験的に感じ、提唱したものです。
そして、今から40年も前の経験則が、とりあえず現在までおおむね成立しているそうです。
仮に2年で倍増ということにすると、40年では2の20乗ですから、じつに104万8576倍。
「ムーアの法則」は、半導体の集積密度の話ですから、40年前の技術に比べて、現在は100万倍以上小さな製品が出来るようになった、ということになります。
しかし、これは2010年代にはいると、小ささが原子レベルにまで到達してしまい、物理学的に成り立たなくなることが予想されています。
インテルが入ってるのもあと4,5年、かも知れません。