2006年01月20日

[ベルクマンの法則]

法則シリーズ、おそらく最終回です。

今回は「ベルクマンの法則」。

動物の世界において、「同種の恒温動物は、寒冷地に生息するものほど体が大きい」というものです。

これはピューマやトラ、熊などに顕著に表れているそうで、南アフリカや北極圏に住む動物は、赤道付近に住む同種に比べて、倍近くも大きいことがわかっています。

1847年にカール・ベルクマンという学者が発表したものです。


なぜそうなるのかというと、体が大きいということは、体積あたりの表面積が小さいということになり、それだけ熱を逃がしにくくなるからだと考えられています。

コップに入れたお湯と、やかんの中のお湯では、やかんの方が冷めにくいのと同じです。

そして、この法則に対して「アレンの法則」というものも存在します。
J・A・アレンという学者が1877年に発表した法則です。

これは、「同種の恒温動物は、寒冷地にいるものほど突出物が小さくなる」というものです。

例えばキツネ類の耳や、猿のしっぽなどは、一般的に暑い地域にいるものの方が大きく(長く)、寒い地域にいるものは小さく(短く)なるということです。
ニホンザルのしっぽが短いことは、これに関係しているといわれています。

これも「ベルクマンの法則」と原因は同じで、体表面積を抑えて放熱を抑えようとした(あるいは、体表面積を増やして放熱を促そうとした)結果、ということのようです。

ドラえもんは恒温動物じゃないですが、あれは完全に「寒冷地仕様」ですね。


posted by molten at 08:52| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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