ホテルジャパン下田、日光霜降カントリークラブなどの施設を自由に使用できる会員になれるそうです。
ホテルやゴルフ場の施設紹介のパンフレットの中に、白い紙が一枚入っていました。
ジャパントータルクラブの案内が、こちらです。

見づらいと思いますが、大まかな内容をを下に書いてみると、以下の通りです。
1.全館全室会員専用。安全第一。女性子供も安心。
2.施設ロケーション良好。土地に抵当権なども付いていない(これって、メリット?)。
3.会員の権利は永久。相続してもよい。
4.予約が取りやすい。急な予約もOK。
5.会員じゃなくても、ゲストクーポンがあれば利用可。
6.使用回数に制限なし。
7.1泊2食で6300円〜。
8.ルームチャージは平日13000円〜。
9.休憩のみでも可。
10.ペット可。
11.ダンス・つり・乗馬・写真の集い(?)など、イベントが豊富。
12.結婚式、クラス会などのグループ利用可。
うーん。微妙です。1(会員専用)と5(ゲスト可)は矛盾している気がしますし。
1泊6300円なのに、ルームチャージすると13000円。部屋を変えた方が安いです。
まあ、場所にもよりますが6300円は確かに安いし、ホテルの利用もかなり自由なので一見良さそうですが、問題は入会費と年会費です。
そのお知らせがこちら。

…。
正会員(5人登録)で320万円。ペア会員だと220万円です。
そして登録料に20万(ペア15万)、年会費は4万8000円です。
つまり初年度の正会員は344万8000円支払うことになります。
これに消費税がかかりますから、362万400円です。
それだけ払って、一泊6300円(ルームチャージなし)。
ちょっと計算してみましょう。
例えば、本当なら一泊8000円のホテルが、会員になることで6300円になっているとしたら、一泊につき1700円、得をしていることになります。
これで、初年度の経費の元を取ろうと思ったら、
3620400÷1700=2129.64…
つまり、2129泊して、2130泊目にようやく、600円ほど元が取れることになります。
しかし、毎日泊まったとしても、この時点で6年弱の年月が過ぎています。
会員になって6年目ということですから、さらに5年分の年会費、24万円分のコストがかかっていることになります。
これも1700円で割ると、141泊分です。
2130泊に、元が取れる142泊を足して、2272泊。
あ、6年目がすぎた。
また年会費、4万8000円が…。
と、えんえんとホテル暮らしが続くことになります。
もちろん、上の計算に2272泊分の宿泊費は入っていません。
宿泊費は、6300円×2272泊=1431万3600円です。
ルームチャージなしですから、生活の備品などはその辺で買ってこないと。
一応、今回はこの話、見送ろうかな…と思ってます。
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