2006年02月02日

[村八分]

「むらはちぶ」と読み、「仲間はずれにすること」という意味です。

江戸期の農村では、村の掟に反した農民を、共同体の外に置き、無視することで罰していました。
ただし、周囲に迷惑が掛かる「火事」と「葬式(死体処理)」に関しては例外としました。
この二つ以外は無視、80%は無視ということで、「村八分」。

ということは、村が共同体として関わる行事は10個ということになります。

残りの8個は何なのか?

残りの8個は、「冠、婚礼、建築、病気、水害、旅行、出産、年忌」といわれています。
「冠」とは「成人式」、「年忌」というのは「法事(○回忌〜)」の事です。

村八分にされた人は、上の行事を一人(一世帯)でしなくてはならなくなりますが、「婚礼」は相手がいないと出来ないですから、実質無理ですね。
それとも、村八分にされたそれぞれの男女がこっそり結婚する事は出来たのでしょうか?

しかし、もし村の行事が全部で4個しかなかったら、2/4ですから「村五分」、
逆に100個あったら、98/100ですから「村九分八厘」です。
計算が簡単でよかった。

ちなみに、現代で無視することは続に「ハブ(る)」といいますが、これは「村八分」の「八分」を読み替えたものだという説があります。

僕は「省く」から来ているのかと思ってました。

「村五分」だったら「ゴブる」になってたんですね。
こっちの方がたちが悪そうな語感です。


posted by molten at 09:16| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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