日本茶業中央会というところが2000年に創設した、「日本茶インストラクター認定制度」がそれにあたります。
第一次の筆記試験、第二次の実地試験で合否が決まり、初級にあたるのが「日本茶アドバイザー」、中級にあたる「日本茶インストラクター」、そして上級の「日本茶マスター」まであるそうです(現在はまだ準備中)。
僕は「マスター」というと、「ポケモンマスター」しか出てこないです。
なんにしても、すごい資格です。
日本茶業中央会のサイトでは、一次試験の範囲がのっています。
試験範囲は以下の通りです。
茶の歴史、茶業概要、茶の栽培、茶の製造、茶の利用、茶の化学、茶の品質審査と鑑定、茶の健康科学、茶の淹れ方、インストラクション技術
ちなみに5択のマークシートで、試験時間は3時間半です。
いやもう、「お茶のセンター試験」ですね。
平成17年度の「日本茶アドバイザー」の合格者は324人、「日本茶インストラクター」の合格者は249人だそうで、合格率は23%(インストラクター)。
都道府県に12人ぐらいはアドバイザーかインストラクターがいる計算です。
けっこう、いますね。
サイトには「人数別、種類別のおいしいお茶の入れ方」の一覧表が載ってました。
お茶の入れ方標準表(日本茶業中央会のサイトから)
これがあったら、アドバイザー要らないんですが…。