2005年01月17日

[しかと]

花札つながりでもう一つ。

無視することを俗に「シカトする」といいますが、これは花札用語です。

花札はその月に応じた花の絵が描かれているのが特徴ですが、10月の「紅葉」の札には、鹿が描かれているものがあります。
その鹿がそっぽを向いている様子から、「鹿の十(とお)」という語が「無視」という意味になり、それがつまって「しかと」という言葉になったそうです。

また、花札の遊びかたで「三枚」というものがあります。
それぞれの花札が意味する月の数字を三枚合わせた合計の下一桁が「9」に近いものが勝ち、というルールです。さいころで言う「おいちょかぶ」のようなものです。

仮に「8」「9」という札を持っている場合、「2」がくれば合計「19」つまり「カブ」になりますが、「3」が来てしまうと最悪で、「ブタ」になります。

「8」「9」「3」だと最悪、「や・く・ざ」の誕生です。

「しかと」といい「やくざ」といい、花札由来の言葉には、どうもいい印象がないようです。


posted by molten at 15:12| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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