2005年01月21日

[七度文庫]

「官能小説自動作成プログラム」というものがありました。
「七度文庫(なのたびぶんこ)」というソフトです。

ソフトを立ち上げるたびに、毎回違った官能小説が自動で作成されるという驚きのソフトです。

七度柚希という方が作成したもので、2002年に行われた、「第5回エンターブレインゲームコンテスト」という場所で、「伊集院光特別賞」を受賞しています。

「七度文庫」はフリーソフトで、以下のサイトからダウンロードできます。http://www.enterbrain.co.jp/gamecon/index.html

作者である七度氏のサイトはこちら。
http://homepage3.nifty.com/yuki_nanotabi/
七度氏のサイトには、1989年からソフトの開発に着手し、2002年に受賞するまでの、13年にわたる開発の手記が綴られています。

七度氏は受賞時になんと49才。実に36才から開発を続けている事になります。

手記の中には、女子大の実態を探るため、文化祭をハシゴしたことなども書かれています。
もちろん、プログラムに関する専門的な用語が飛び交いますが、「自動で小説を作るソフトを作りたい」という情熱と、「作ったソフトを世に広めたい」という意志が伝わり、非常に読ませます。

受賞が決まって、授賞式に備えて服をそろえようか悩むも、授賞式自体が中止になったり、賞金が出たあと、自分へのご褒美として6300円の腕時計を買う話などは、涙を誘います。

自分では知らずに、大学などで研究されている「人工知能」の開発をしていたことに気が付くあたりは、ノーベル賞受賞者の研究姿勢にも繋がるものだと思います。

ただ、その人工知能が作るものは「エロ小説」なんですが。

僕もダウンロードして、作成された小説をいくつか読んでみました。
確かに違うストーリーですが、オチは必ず、
「男の欲望は私の体を責め続けると、ようやく最後の一撃で私を打ち砕きました。」
になります。

…ソフトもさることながら、作者の努力がとにかくすばらしいので、紹介しておきます。


posted by molten at 14:35| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 分類不能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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