2006年05月01日

[投扇興]

今日は「扇の日」です。

1990年に、京都扇子団扇商工協同組合が制定したもので、「源氏物語」において、恋の話に扇が登場する場面があることから、「こ(5)い(1)」で5月1日が「扇の日」、ということです。

ものすごく強引です。商工協同組合も頑張りましたね

源氏物語では、夕顔という女性が光源氏に対して、扇の上に歌を載せて手渡しをする場面や、紫の上という姫君に逢いたい源氏が、扇をパタパタとならして紫の上の注意を引く、というような場面があります。

そもそも平安期には、男性の前では女性は扇で顔を隠すもの、という習慣があるため、男女の間に「扇」が必需品であったということは、確かです。
あまり「恋」とは直結しませんが。



ちなみに「源氏物語」と「扇」といえば、「投扇興(とうせんきょう)」という遊びがあります。

江戸時代に生まれた遊びで、「枕」と呼ばれる台の上に「蝶」と呼ばれた的を立てて、1メートルほど離れた場所から「扇」を投げ、蝶に当て、「枕」と「蝶」と「扇」の位置関係によって点数が決まる、というものです。

この位置関係にはそれぞれ名前(麻雀の役のようなもの)が付いていますが、それがすべて「源氏物語」の巻の題名が当てられているのです。

例えば、

「枕」と「蝶」と「扇」がバラバラだったら「花散里(はなちるさと)」で1点

「扇」の上に「蝶」が立って乗ったら、「浮船(うきふね)」で30点。
 「枕」より手前で「浮船」が起こったら、更に10点プラス。

というような感じです。

これを10投ずつ繰り返して、点数が多い方が勝ちです。

それぞれの役は、「源氏」の言葉のイメージと扇の状態を見立てており、点数も、位置関係の難易度とタイトルの女性のグレードなどで決められていて、なかなか奥が深いです。

詳しくは、以下のサイトなどが参考になります。
投扇興研究室(サイト)

割とお手軽な遊技なので、皆さんもやってみてはいかがでしょうか。


posted by molten at 19:58| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 記念日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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