よく言われることですが、人間の体内時計は本来24時間周期ではなく、平均25時間、個人によって20時間〜28時間のばらつきがあるそうです。
この体内時計は、眼球の奥で視神経が交差する所にある「視交叉上核」と呼ばれるところにあり、毎朝、太陽光を受けることでリセットされ、24時間周期に合わせているのです。
一日のリズムだけではなく、1ヶ月のリズム、1年のリズムというのもあり、それぞれ「サーカルーナ」、「サーカアニュアル」といいます。
これは人間だけではなくあらゆる生物に存在すると言われており、例えば蚊は、気温や湿度などが一定の場所で生活していても、夏に比べて冬は圧倒的に血を吸う(刺す)個体が少ないのだとか。
つまり蚊には夏場には血が欲しくなり、冬はそうでもなくなるという「サーカアニュアル」があることになります。
ま、蚊は10日ぐらいが寿命なので、普通は冬には生きてないんですけど。