2005年02月17日

[Jess]

大学入試センターで開発中の、「自動論文添削システム」というのがあります。

「Jess(Japanese essay scoring system)」という名前のこのプログラムは、800字〜1600字の論文を、
(1)修辞(言葉遣い)
(2)論理
(3)内容
という3点で評価し、10点満点で評価をするというものです。評価のさい、「文章が長すぎます」とか「問題文との関係が希薄」などと短いコメントも出してくれます。

Jessは、全国紙の社説やコラムの文体を学習しており、模範とする文章の長さや漢字とかなの割合などから点数をはじき出すという仕組みなのだとか。

そしてなんと、Jessはウェブ上で公開されています。

http://coca.rd.dnc.ac.jp/jess/

問題文と解答を入力すると、すぐさま評価が出ます。
サンプルの問題や解答例などが見られますが、ちょっと挑戦してみました。

問題文
人生において最も大切なことは何か、論ぜよ。

僕の解答
僕は、人生において大切だと思っていることがある。

僕が人生において大切だと思っていることは、第一に僕が人生において大切だと思っている事項である。
そして、僕が人生において大切だと思っていることはやはり僕が人生において大切だと思っていることと同義である。
つまり、僕が人生において大切だと思っていることだと考えている。

つぎに、僕が人生において大切だと思っていることは、もう一度僕が人生において大切だと思っていることを考えたときだ。

それはつまるところ、僕が人生において至極大切だと思っていることと僕が人生において大切だと思っていることの相違である。
それを、僕が人生において大切だと思っている事項に照らし合わせて考えることが肝要だ。

具体的に、僕が人生において大切だと思っていることとは次の通りである。
先日、僕は人生において大切だと思っていることは何かと考えていた。
その時、僕が人生において大切だと思っていることだと思われる事態に遭遇した。
衝撃的なことであるが、これが僕が人生において大切だと思っていることなのだ、と痛感し、断腸の思い、痛恨の一撃を受けた。

やはり、僕が人生において大切だと思っていることは、僕が人生において大切だと思っていることと、僕が人生において大切だと思っていることとの重なり合いの中で生じるものだ。
それは同時に、僕が人生において大切だと思っていることでもある。

最終的には、これが僕が人生において大切だと思っていることだった。
況や、僕が人生において大切だと思っていることをや。

最後に、人生において大切ことは次の通りだ。
人間万事塞翁が馬な事ほど、人生において大切だ。
予想外に、僕が人生において大切だと思っていることもある。
それは、僕が人生において大切だと思っていることになる。

以上で、僕が人生において大切だと思っていることは以上である。


ほとんどコピーアンドペーストで作ったこの駄文が10点満点中、何点をとるかというと…。

7.9点(修辞2.9/5、論理2/2、内容3/3)です。
(実際に、先ほどのリンクに上のデータを貼り付けてみてください)

論理と内容は満点もらってます。
アドバイスに従ってもうちょっといじったら、多分10点満点いきます。

大学入試センターでは、採点者の負担軽減のために本気でこのシステムを導入するつもりのようですが、現段階では、絶対にやめた方がいいと思います。




posted by molten at 11:10| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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