昔はけっこうなめてました。
トローチはそのほとんどに穴が空いていますが、あれには理由があります。
トローチはその成分を徐々に溶け出させてのどにしみこませる性質上、どうしても大きく、そして溶けにくい錠剤にしなくてはなりません。
しかし、昔のトローチには穴が空いておらず、子供がそれをのどに詰まらせて窒息するという事故が相次いだため、のどに詰まっても空気が通り抜けるよう、穴を開けたのだそうです。
ものすごく意味のある穴なんですね。
「トローチ」とはギリシャ語で「車輪」と意味する「トロコス(trochos)」からきているそうです。
でも、穴が空く前から「トローチ」なんですよね…。
ちなみに、明治製菓のトローチのサイトでは、「トローチの穴」というミニゲームができます。
明治製菓の「トローチの穴」(サイト)
3つのトローチのうち、好きなものを選んでクリックすると、あたりが出て壁紙がもらえる、と書かれています。
ひとつ選んでみました。
結果、なぜか「割れ鍋にとじ蓋」などと、ことわざの説明がでました。
どうやらハズレのようですが、なぜことわざなのか。
あまりに意外でちょっと面白いです。
ことわざも何種類か用意されています。
これで、のどの痛みを和らげようということでしょうか。