英語由来といえば、ほかにも「ハツ(心臓)=hearts」や「タン(舌)=tongue」などがあげられます。
「ガット」といえば、ラケットの網を構成する糸の事を指しますが、あれはもともと羊の腸を寄り合わせて作っていたことから名付けられています。
「ガツ」と「ガット」は同語源というわけです。
また、「ガット(gut)」の複数形「ガッツ(guts)」は、いまではもちろん「根性」という意味になっていますが、これも元は「内臓」です。
英語でも「肝が据わっている」という意味で「He has a lot of guts.」と言うそうで、そこから単独で「根性」という意味に変わっていったのだと考えられます。
つまり、
「ガッツ石松」は、「内臓石松」。
「ガッツポーズ」は「内臓ポーズ」。
「ガッツだぜ!!」は「内臓だぜ!!」
直訳するとわけが分からなくなりますね。