知能の高さをうかがわせる有名な行動は、「木の実を車に轢かせて殻を割る」というものです。
しかも、ただやみくもに道路に置くだけではなく、タイヤが通る位置に置き直したり、赤信号で止まっている車のタイヤの下に差し込んだりするのだとか。
これは、カラスが車というものを理解していること、次の動作が類推できることを意味しています。
また、都会に住むカラスは毎日出されるゴミをあさっているため、食べ物に困らず、その分余分な時間が多いため、その時間を紛らわすために「遊ぶ」ということまでわかっています。
カラスの「遊び」として、次のような行動が見られるそうです。
・電線に逆さまにぶら下がる
・高いところから石などを落とし、急降下してキャッチする
・滑り台や、雪の積もった坂道を背中で滑る
・ボールをフェンスにぶつけ、戻ってきたものをキャッチする
・シカのフンを、シカの耳に詰める
…遊んでますね。ものすごく遊んでます。
特に最後のは、きょうび小学生でもやらない嫌がらせです。
今後カラスがどのように進化していくのか楽しみです。
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