2005年03月08日

[不可説不可説転]

昨日の「グーゴルプレックス」のような巨大な数の名前は、アジアにも存在します。

日本では、江戸の数学書「塵劫記」に書かれている位の名前が有名で、そこでの最大数は昨日も挙げた「無量大数(10の68乗)」です。

しかし、仏教圏にはそれを遙かに上回る単位が存在します。

「華厳経」という経典によれば、「塵劫記」に登場する「那由多(なゆた:10の28乗)」等の他に、いくつか挙げると、

阿伽羅(あから) …10の224乗
界分(かいぶん) …10の7128乗
毘婆訶(びばか) …10の29360128乗
などの数が登場し、さらに、
最妙(さいみょう) …10の240518168576乗
摩魯摩(まろま)  …10の985162418487296乗
ときて、ついに、
阿怛羅(あたら)  …10の2115620184325601055735808乗
演説(えんぜつ)  …10の69324642199981295394350956544乗
無我(むが)    …10の554597137599850363154807652352乗
と続いていきます。

最終的には、
不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)…10の37218383881977644441306597687849648128乗

という、とんでもない数がでてきます。

ちなみに、10の「37澗(かん)2183溝(こう)8388穣(じょう)1977ジョ6444垓(がい)4130京(けい)6597兆6878億4964万8128」乗と読みます。
(ジョは、のぎへんに「予」という字です)

グーゴルプレックスや、無量大数がなんぼのもんじゃい、という感じです。
僕は小さいときに一から「無量大数」までの位をすべて覚えて得意になっていましたが、一から「不可説不可説転」まで覚える気力はもうありません。

全部覚えて暗誦したら、「華厳経」の一部を覚えることになり、出家できてしまいます。


posted by molten at 16:11| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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