2005年04月21日

[ドーラン]

俳優が顔に塗る白塗り化粧のことを「ドーラン」といいますが、これはドイツ語です。

「Dohran」と書き、ドイツの化粧品販売会社の名前で、明治期に渡ってきた油性の白粉(おしろい)が、このドーラン社のものばかりだったため、いつしか白粉自体の名前が「ドーラン」になってしまったのだそうです。

英語では「greasepaint(グリースペイント)」といいます。

また、このドーランは明治期の活動写真(映画)の俳優達が好んで使っていましたが、ドーラン自体の油分が多く、光沢が出てしまう(テカってしまう)ため、監督は何とかしてこの油分を取ろうと試行錯誤します。

その結果、金箔を挟んで薄く伸ばすために使う「金箔打紙」が最も油を吸い取る、ということが分かり、当時の役者達が愛用します。

これが「あぶらとり紙」の始まりだそうです。

あぶらとり紙はもともと男の人(俳優)が使っていたんですね。


posted by molten at 17:41| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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