2005年06月14日

[だとしたら]

通勤路で毎日みていて、いつか紹介したかった注意書きの撮影に成功しました。

近所のゴミ捨て場の看板と、路上書きの注意です。

されず

だとしたら

写真をクリックすると、大きくなります。

上の写真はパッと見て、ちゃんと読めません。
しかし、ちゃんとしないといけない、ということは伝わってきます。

活字にすると、このような配置です。
出し方 悪   
分 別  い  収  集
      と  さ れ ず
どうですか、このスタイリッシュさ。
「新世紀 エヴァンゲリオン」を彷彿とさせます。

おそらく、「出し方 分別 悪いと 収集されず」と読ませるのでしょう。

「悪いと」が縦書きで、文書の秩序を乱し、「ゴミ捨て場での秩序を乱す悪」をも表現していると思われます。
「されず」という文語調も、時代に流されない頑固さを感じます。

最近、ちょっと上の方が舗装され、「悪」にかげりが見えるのが残念です。


そして、下の写真は上ほどのスタイリッシュさはありませんが、やはり達筆で、「自分の家の前だとしたら」とあります。
おそらく上の看板の文字を書いた人と同一ではないかと思われます。
「だとしたら」の「し」の字がいい味を出しています。

こういう注意書きを書く人は、怒りにまかせて「法で罰せられます!」とか「迷惑です!」とか感情的な表現を多用しがちですが、この人は「だとしたら…」と想像を促す心の余裕があります。
それでいて、内に秘めた憤怒の心も見え隠れするのです。

こういう注意書きの達人の作品を見つけたら、これからも紹介していきます。


posted by molten at 17:24| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 分類不能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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