2005年06月30日

[ウサギとカメ]

有名なイソップ童話の一つである、「ウサギとカメ」。

油断をして昼寝をしてしまったウサギを、堅実なカメが追い抜いてゴールするというストーリーですが、この話にはいくつかの後日談があるそうです。

最も有名なのが、岡山県に伝わる後日談で、
競走に負けたウサギは、カメに夜明けのお日様を早く見つける競争を申し込み、必ず勝てるようにと、カメに西を向かせ、自分は東を向いて待っていた。
しかし、太陽が昇るより先に、東の山の陰から差した光が西の山に当たったため、ウサギはまた負けてしまう。
というものです。

ウサギはふんだりけったりです。

もう一つが「ウサギとオオカミ」という独立した話で、
競争に負けたウサギは、村の仲間たちに追放されてしまいます。
そこへ、オオカミがウサギのいる村へやってきて「子兎をさしだせ」と言ってくると、追われたウサギが引き受ける。

そのウサギは、オオカミを崖の上におびき出し、こわい顔をむこうに向けると子兎を連れてくる、とだまし、オオカミを崖から突き落とします。
その功績を評価されて、ウサギは仲間のところにもどることができる。
というもの。

これはうってかわって、負けたウサギが、カメに負けた敗因である「油断」を逆手にとって、一躍ヒーローになってしまうという逆転劇です。

どちらにしても、勝ったカメはあんまりフィーチャーされていません。

ちなみにこの「ウサギとカメ」の話は、日本では「何事もこつこつやるのが一番」といった教訓がついてまわり、「亀=善、兎=悪」というイメージがついて回りますが、ペルシアでは、カメが双子をゴールに立たせて勝ったという話が伝えられていたり、インドでは「寝ているウサギをおこさなかったカメがわるい」という教訓になっていたりと、解釈は様々のようです。

試合に勝って勝負に負ける、という言葉が思い出されます。


posted by molten at 15:09| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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