「ゼブラ」とは文字通りシマウマのことで、会社のマークも後ろを振り返るシマウマというデザインですが、ゼブラのサイトにはその由来が書かれています。
文具メーカー「ゼブラ」の会社案内
サイトによれば、シマウマは武器も持たず、穏和で、常に群れを成して生活していることから、全社員が団結して文具を製作していくという姿勢を著すものとして採用した、とあります。
これだけだと、サバンナにいる草食動物はたいがい当てはまってしまいます。
「トムソンガゼル」とか「ヌー」でも良いわけです。
角があるからだめなのでしょうか。
ともあれ、「ゼブラ」である理由はもう一つあります。
シマウマは「縞馬」と書きますが、もう一つ「斑馬」という書き方があります。
「斑」は「まだら」と読む字ですが、分解すると「王」「文」「王」です。
これは、「文具界の王様」を意味するとして、文具会社にふさわしい名前であるという理由です。
これは素晴らしいですね。すばらしいこじつけです。
ちなみに会社のマークともなっている後ろを振り返るシマウマは、「温故知新」を意味しているのだとか。
それから、ゼブラのサイトにある「しまうまくん」というコーナーは面白いです。
ゼブラ しまうまくんのコーナー
癒し系キャラ「しまうまくん」と、友達の「もぐらくん」が繰り広げる4コママンガ「しまうまくん日記」が最高です。
なぜ「もぐらくん」が登場するのか不明ですが、現在19話まで紹介されているこの日記では、通常この手のキャラクターものにありがちな企業宣伝色が全くありません。
しまうまくんが宇宙船を呼んだり、コーヒーを飲んで腹をこわしたり、ダイエットに失敗したりして、もぐらくんにつっこまれるという展開がほとんど。
なぜか途中で実写化したりします。
唯一文具メーカー由来だと思わせるのは、しまうまくんのしっぽがGペンになっていることと、日記の19話目にしてはじめて「ゼブラの油性ペンなら消えない」というセリフが出てくるところ。いまさら企業サイトであることを思い出したのでしょうか。
なぜ今までこれを知らなかったのかとくやまれます。
皆さんもぜひ、みてみてください。
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