民族指数は、その国民の血液型を調査し、
A型+AB型/B型+AB型で算出でき、この数値が高いほど民族的に「優位」である、とするものです。
つまり、A型人口が高いほど優良人種だ、ということになります。
なぜかというと、猿の血液型はほぼB型であり(ゴリラがすべてB型、というのはトリビアでもやってました)、A型というのはチンパンジーになってはじめて登場するのだそうで、つまりA型というのは知能の高さの表れだというのです。
ところで、O型の方は…?
そして当時、各国の血液型サンプルを回収して調査が行われた結果、以下の調査結果が出されました。
1位 イギリス人(4.5)確かに、4位までは白人が占め、日本人は堂々の5位。
2位 フランス人(3.2)
3位 イタリア・ドイツ人(2.8)
4位 ギリシャ人(2.5)
5位 日本人(1.7)
6位 アラビア人(1.5)
7位 ロシア・ユダヤ人(1.3)
8位 黒人(0.8)
9位 インド人(0.5)
7位のロシア人があれ?どうしたの?という感じだし、「黒人」というものすごく大きなくくりも気になりますが、当時はこの結果で「白人優位」を喧伝しました。
しかし、その後の調査で、
アメリカ先住民(インディアン)=10.0
オーストラリア先住民(アボリジニ)=8.8
であることがわかります。
有色人種ダントツのワンツー・フィニッシュです。
もちろん、これは科学的に何の根拠もない調査で、こんな事で浮かれている民族こそ、劣っているという気がしますが、血液型というのは何かと人を区別する材料にされてしまうのは事実です。
人間、AかBかで分けられるもんじゃないでしょう。
あ、あとOね。