2005年08月10日

[仰向け]

昆虫は死ぬと必ず仰向けになっていますが、これは昆虫の足は、死ぬと内側へ曲がって硬直するためです。

足が内側へ曲がると、バランスが悪くなり横転し、そのまま仰向けになるのです。

殺虫剤のCMなどでは、ゴキブリは吹きかけられた瞬間にコロッとひっくり返っていますが、実際は徐々に足が内側に曲がり、転がるように仰向けになります。

カブトムシやカナブンなど、ほとんどの昆虫が「仰向け死」を迎えるわけです。

カブトムシやクワガタなどの甲虫は、もともと起きあがるのがへたくそな虫で、周りに足がかりとなる土や小枝などがないと、そのまま仰向けで死んでしまうこともあります。

カブトムシを飼う時に必ず木を入れるのはこのためです。

起きあがる昆虫で有名なのは「コメツキムシ(コメツキバッタ)」です。

仰向けになると頭をそらし、ブリッジの状態から一気に反動をつけて跳ね上がり、うつぶせになって着地します。

なぜこのような行動を取るのかというと、コメツキムシは外敵から身を守るために仰向けになって死んだふりをする習性があるためで、そこから復帰するための智恵として、起きあがる能力を開発したと言われています。

やはり「仰向け=死」の公式が、昆虫界には常識となっているんですね。


posted by molten at 13:42| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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