2005年10月25日

[0821 シェムリアップ(34)]

第57回。
クロマーの話です。

では、どうぞ。

クロマー大量買い付けの現場。
僕は、エイコが電卓を片手に、日本語の全く通じない店員とやりとりしているのを、黙ってみていた。

どうやら、クロマーというのは布の総称のようだ。
色はもちろん、布の幅や長さ、編み方や生地の種類までいろいろあった。

エイコが注文を付けるたびに、店員は「これはいける!」と思ったのか、店の奥から次々と布を引っ張り出してきては、並べていく。

陳列している商品の上にどんどん置いていくので、下の商品が全く見えなくなった。

20分ぐらい交渉していただろうか。
エイコの手には、20枚以上のクロマーが渡っていた。
値段はものによって様々だったが、まとめ買いで安くさせたらしい。
1枚1ドル〜2ドルぐらいだっただろうか。合計で41ドルだった。
ここで最も高額の買い物だ。

ただ、クロマーは本当に材質が良い。
洗っても縮んだり、色が褪せたりすることはなく、水を吸収して、すぐ乾燥もする。
ランチョンマットのようにも使えるし、勿論マフラーやアクセサリーのような用い方もできる。
今、どうやらそういうアジア系のファッションが流行っているそうだ。

僕は、繰り返すが特にそういうお土産には興味がないので、なんとなく店を眺めるだけだった。
そんなときに、前述の被爆者にお金を恵んでしまった。

やがて、大きなビニール袋に大量のクロマーを詰め込んだエイコが、嬉しそうに店を出てきた。

その後も色々な店を見て回り、エイコはさらに籐製のコースターセットを、僕は昨日、アキ・ラー記念館で見た「地雷に注意」のTシャツを購入した。
デザイン的には完全にミッシェル・ガン・エレファントだが、ちゃんとした政府の看板だと知って、面白いと思ったのだ。

そして、もうひとつ面白いものを買った。
ハンモックである。
(続く)

クロマーは、帰国後いろいろな人に、お土産としてばらまかれていました。


posted by molten at 15:20| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Jet-Ragメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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