2005年10月28日

[0821 シェムリアップ(37)]

旅行記、第60回に突入です。
いよいよ(?)トンレサプ湖へ。

では、どうぞ。

カンボジア最大の湖、トンレサプ湖。
車で1時間ほど揺られて、目的地の近くまで来た。

しかし、全く水の気配がない。
乾いた田んぼのような、赤茶けた地面が広がり、そこにところどころ背の高い草が茂っている。
遠くの方は見晴らしの良い草原だ。

道路も舗装されておらず、僕らの乗っている車もガタガタと揺られながら進む。

と、ふいに道路の両端が落ちこんだように低くなり、まるで、盛り上がった土の桟橋を進んでいるような状態になった。
そして、低くなった道の両側には、それを補うように長い柱に支えられた木造の家が現れた。
高床式住居のようなそれは、ちょうど道路の部分が1階になるように建てられている。
見るとその家々の脇にはそれぞれ、公園で乗るような木造のボートが転がっていた。

つまり、もうここはトンレサプ湖なのだ。
ただ、水がないだけなのである。

今は雨期のはずだが、なぜかトンレサプ湖の湖岸はかなり後退していた。
ソンディさんによれば、この辺りは時期によって水があったり無かったりするところで、両サイドにある住居は水上生活者のものだが、ここまで水があるときに使うもので、今は水のある奥の方へ、別の家で暮らしているのだという。

つまり水位によって、水上生活者は二つの家を使い分けているということだ。
日本の「路上生活者」とは大きなちがいである。

しばらくその道を進むと、徐々に周りに草が増えてきて、その間に水が入ってきているのが見えた。

遠くに目をやると、草原だと思っていた場所は、すべて湖だったことに気づく。
いつの間にか、トンレサプ湖のまっただ中に入っていた。
(続く)
トンレサプ湖は結構面白かったんで、この後に色々書きます(予定)。


posted by molten at 09:32| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Jet-Ragメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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