2005年10月30日

[0821 シェムリアップ(39)]

第62回。
水上生活者の様子です。

ではどうぞ。

水中のジャングルともいえる、トンレサプ湖をボートで進む。
しばらく進むと、道(?)が開け、森の部分が少なくなってきた。

そして、「道」の両側に、家が見えてきた。水上生活者である。
巨大なイカダの上に建てられているようなその家は、土台にドラム缶やタイヤなどがついており、すべて浮いている。
湖面は安定しているので、それほど揺れたりはしていない。

住居があるのはもちろんだが、驚くのはその中に病院や学校、スーパー、遊園地・動物園まで存在することだ。
巨大なタンカーが停泊しているのでソンディさんに聞くと、あれはガソリンスタンドだという事だった。モーターボート用であろう。

そしてそれらを行き来するために、それぞれの家にはいろいろボートが泊めてある。
中にはボートにたくさんの食料品を乗せた「行商」船もあった。
完全に、この湖の上だけで生活が完結しているようだった。

家はドアのようなものがなく、カーテンで仕切っているようなので、中の様子がうかがえる所もある。
家の中ではテレビやラジオをつけて、くつろぎながら、我々観光客を逆に見物しているかのようだ。
子供達は、家の前から湖に飛び込み、楽しそうに遊んでいる。

いわゆる「町」の形態を為しているその場所は、数百mほど続いただろうか。
徐々に家が少なくなってきて、木々もだんだん湖面から顔を出さなくなってくる。
かなり沖の方まで来たということだろうか。

と、周囲の植物が急になくなり、視界が開けた。
遙か遠くに見える水平線。
カンボジア最大の湖だということを改めて認識する。

周囲には我々の船の他に、いくつかの観光客を乗せた船と、子供が数人乗った、小さな手こぎのボートが浮かんでいた。

その中のひとつが、僕らの船に気が付き、ボートを僕らの船に近づけてきた。
楽しそうに手を振っているので、僕も手を振りかえす。

すると、何度その子供達が、つぎつぎとボートから飛び降り始めた。
何をする気なのだろう?
(続く)

まあ、カンボジアの子供が観光客にやることはひとつです。


posted by molten at 12:27| 埼玉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | Jet-Ragメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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