2005年11月10日

[0822 ホーチミン(6)]

第73回。
だらだらしたホーチミンの昼下がりです。

ではどうぞ。

クーラーのガンガン効いた銀行を出て、向かいのサイゴンセンタービルに入ってみることにした。

ここは、言うなれば池袋のサンシャイン60のような格付けだろうか。
買い物もできて、オフィスもあるビルということである。
自動ドアの入り口(珍しい存在である)を通ると、スーツを着たビジネスマンたちが立ち話をしている。
ビルを見物する気はさらさらなかった。ここに入れば涼しいだろうというだけである。
1階にはガラス張りの喫茶店「センターカフェ」があって、やはりビジネスマンが数人くつろいでいた。

半袖半ズボンでとても働いているようには見えない、僕ら二人もその中へ。
休憩がてら、ガイドブックに載っているベトナムスイーツを食べたいとエイコ。

ここで、ヤシの実をくりぬいた容器に入ったココナッツアイスを注文する。
僕は冷たい食べ物に弱く、おなかが心配だったので、ソーダ水にした。

エイコは大喜びで、ココナッツアイスを平らげていた。
ガイドブックに載っているとおりのものが来たようだった。

すっかり涼んでから、今後の予定を相談する。
ベンタイン市場に戻るのはちょっと面倒になったので、お土産は明日もう一度買いに行くとして、今日はこの後、サイゴン川に行くことになった。

サイゴン川では毎晩、豪華な客船によるディナー付きの川下り観光を催しているらしく、今日の夕食はそれにしてみようということになり、事前に下見をしてみることになったのである。
地図を見る限り、十分歩いていける距離だったので、再び歩く。

信号のない大通りを必死の覚悟で渡って、サイゴン川に到着。
川沿いはコンクリートで固められているが、ベンチや軽食の屋台などが出ていて、木陰で休憩するカップルなどがたくさんいた。

カップルたちは、前を通り過ぎる僕らのことをやけにじろじろ見て、ニヤニヤしてくる。
彼らは人が見ていないと思うと、昨日の夜に見かけたように、抱き合ったりキスをしたり、その他濃厚な肉体的接触を繰り返していた。

平日で、昼下がりのこの時間、カップルでこの川沿いに来ることは、ひょっとしたら何か深い意味があるのかも知れない、と思った。
(続く)

なんだか、ホーチミンは「猥雑」なイメージがつきまといます。個人的に。


posted by molten at 19:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Jet-Ragメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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