2005年11月16日

[0822 ホーチミン(10)]

旅行記第77回。
ホーチミン動物園の続きです。

ではどうぞ。

ホーチミン動物園は、ガイドブックにも載っている立派な観光スポットである。
それなのに、この時間、全く客がいなかった。

ガイドブックには、「ゾウやキリンに手渡しで餌があげられる」と書かれていた。
ハノイでも動物園(といっていいのか悩むが)に行った僕らが、あえて再び動物を見に来た理由はここにあった。
とにかく、エイコはゾウが好きなのだ。

パンフレットに、どの位置にどの動物がいるか図説してあったので、ゾウのシルエットのある場所へ急いだ。
そして、ここがそうであろう、という場所にやってきた。

ゾウはいなかった。

ゾウの水浴び場であろう場所や、ここから餌をあげるのであろう、少し内側へめり込んだ柵や、餌が入っていたのであろう金属製の箱はあるのに、肝心のゾウはいなかった。

エイコの落胆ぶりは、はたから見ても哀れだった。
カンボジアのバケン山で、ゾウに乗れなかったショックに加えてのダブルパンチである。

ここになぜゾウがいなかったのかわからない。
客がいないから、ゾウがいないのか。あるいはその逆か。
気を取り直して、隣のキリンの檻へ。

キリンはいた。
しかし、金網の奥へ引っ込んでしまっていた。
そして、飼育係が餌を与えていた。

せめて、その餌をエイコに!と思ったが、言葉が通じないので素通り。

大きな動物エリアは、落胆のまま通過し、その奥に控える猛獣エリアへ。
円形の檻が点在するなか、トラやチーター、ライオンがいるようだった。

ライオンの檻から連続して、今にも襲いかかりそうな雄叫びが聞こえる。
日本の動物園では聞けないようなボリュームと、回数である。
小さな子供がいたら、間違いなく泣いているだろう。
さっそく鳴き声のもとへ向かう。

ライオンの檻の前では、一人の西洋人観光客が、ライオンをなにか口笛のようなことで挑発していた。
それに反応して、ライオンが猛っていたのだ。

僕らが来たことに気づいたその西洋人は、こそこそとその場を離れていった。
(続く)

数少ないお客も、こんな変な人。
この動物園、大丈夫でしょうか。


posted by molten at 19:06| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Jet-Ragメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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