2005年03月24日

[だらしがない]

「だらしがない」の「だらし」とは、もともと「しだら」という語を入れ替えたものです。

「しだら(修多羅)」というのはもともと梵語の「スートラ(秩序)」から来ていて、「きまり」「規律」というような意味です。

「ふしだら」の「しだら」もこれと同じです。「不・しだら」ということです。

その「しだら」がない、「しだら・ない」が転じて、「だらし・ない」となりました。

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2005年03月11日

[海千山千]

世の中の裏表を知る老獪(ろうかい)な人物という意味で「海千山千の人物」等といいますが、この「海千山千」とは「海に千年住み、山に千年住む」という意味です。

俗に「ヘビが山で千年、海で千年生きると、竜になって天に昇る」という言い伝えがもとになっています。

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2005年02月24日

[ハーレム]

「ハーレム(harem)」というと、一人の男が複数の女性をはべらかす光景が目に浮かびますが、これはもとはアラビア語の「禁忌、タブー」を意味する「ハラム」から来ています。

イスラム圏では女性が男性の面前にむやみに現れることを禁忌としているため、家の中でも男性に会わないよう、隠された部屋が用意されていました。
その部屋のことを「ハーレム」といったのがはじまりのようです。

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2005年02月21日

[ビビる]

「気後れする、恐れる」の意味でつかう「ビビる」という言葉ですが、その語源は平安時代の末期にまでさかのぼります。

武士が大挙して押し寄せる時、隣の武士と鎧がぶつかって「びんびん」という音を立てる事を、「びびる音」と表現していたのが始まりです。

相手にとってみれば、「びびる音」を聞く、ということは、武士が大勢でやってくることを意味するわけですから、とうぜん尻込みして、恐れます。
「びびる音に恐れる」という行為が、そのまま「びびる」という言葉に集約していった、ということのようです。

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2005年02月11日

[イニシャル]

匿名表記で必ずお世話になる「イニシャル」ですが、もともと「入り口(あるいは、開始)」を意味するラテン語「initialis」から来ており、中世ヨーロッパでは略式の署名や、家柄を表す家紋の代わりに用いられたりしたそうです。

正確には「頭文字」を表す英語は「initial letter」で、つまり「入り口の文字」ということです。(もちろん「initial」だけで慣用的に「頭文字」の意味を持ちます)



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2005年01月27日

[弱冠]

「弱冠16歳でプロデビュー」などとよく言いますが、本来「弱冠」とは、中国でいう「成人」の意味で、元服をした20才の男子を指す言葉です。

最近では、「年齢が若い」という意味にも使われるようになったので、上の例文は間違ってはいませんが、「弱冠40歳で政界デビューの女性議員」などと使ってしまうと、いろいろ間違った感じになってしまいますね。

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2005年01月23日

[サーカズム]

英語圏、特にイギリスにおいて、日本語で言う「皮肉」に近いレトリックを現す言葉は2つあり、一つは「アイロニー(irony)」、もう一つは「サーカズム(sarcasm)」です。

「アイロニー」が相手に対する明らかな皮肉になるのに対し、「サーカズム」はそれと分からないように相手を皮肉るという、高度なものです。

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2005年01月17日

[しかと]

花札つながりでもう一つ。

無視することを俗に「シカトする」といいますが、これは花札用語です。

花札はその月に応じた花の絵が描かれているのが特徴ですが、10月の「紅葉」の札には、鹿が描かれているものがあります。
その鹿がそっぽを向いている様子から、「鹿の十(とお)」という語が「無視」という意味になり、それがつまって「しかと」という言葉になったそうです。

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2004年12月21日

[すっぱ抜く]

新聞や雑誌で他社にないスクープ記事をあげることを「すっぱ抜く」といいますが、「すっぱ」は「透波」とか「素っ破」と書くそうです。

「すっぱ」とは、もともと戦国時代の「忍者」の呼び名です。

敵の情報を盗むことを「抜く」ということから、「すっぱ」が「抜く」ように特ダネを仕入れ、公開することを「すっぱ抜く」というようになったとのこと。

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2004年12月08日

[モエモエ]

ハワイ諸島はハワイ島、マウイ島、カウアイ島、ラナイ島、モロカイ島、オアフ島、カホオラウェ島、ニイハウ島の大きな8つの島で構成されています。

「スチュワーデス物語」の中で「ハマカラ モオ カニ」で覚えろ、と教官がやってました。

公用語は英語ですが、ニイハウ島の一部では現在も現地の言葉、ハワイ語が使われています。

「アロハ(aloha)」=「こんにちは(さようなら)」が最も有名なハワイ語ですが、これは「アロ(顔の前)」と「ハ(息をする)」の合わさった言葉で、「相手の顔に息がかかる」=近づく、というような意味から、挨拶の言葉となったそうです。

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2004年11月30日

[烏賊]

「烏賊」は「いか」とよみますが、これはなぜかというと、江戸の作家滝沢馬琴が、「イカは海面に浮かび、死んだふりをして、それをとらえにやってきた鳥を脚で巻き取って食べる」と書いてあるためです。

馬琴は「烏賊」と書いて「うぞく」とよんだらしいですが、そこから「烏賊」そのものを「いか」と当て字をするようになったのでしょう。

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2004年11月29日

[アルバイト]

アルバイトは英語ではなく、ドイツ語の「労働」という意味の「arbeit」がもとになっている言葉です。

ただ、日本で言う「アルバイト」の意味はドイツにもなく、もちろん英語圏でも通じないので、和製外国語ということになります。



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2004年11月21日

[ビジュアル系]

「ビジュアル系」というバンドタイプがありますが、「ビジュアル」という言葉をはじめに使ったのは、X-JAPANのhide(ヒデ)だそうです。

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posted by molten at 22:23| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月10日

[自腹を切る]

今日、職場でこんな会話がありました。

A「出張先の昼食どうしますか?」
B「車中(電車内)で弁当でないの?」
A「出ませんよ、各自用意するんですよ」
B「経費に入ってないんだ」
A「そんなの、自腹ですよ。自腹を切るんですよ」

最近大河ドラマを欠かさず見ているので、「自腹を切る」に妙に反応してしまいました。
昼飯の弁当ぐらいでバッサリ。大げさな慣用句ですね。

こういう「やりすぎ慣用句」って、ほかにも探してみようと思ってしまいました。
posted by molten at 10:06| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月06日

[パエリア]

スペインの米料理で有名なのはパエリア(PAELLA)ですが、パエリアの語源は「フライパン」でした。続きを読む
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2004年11月04日

[DIY]

DIYとは、「Do It Yourself」の略で、自らの手で生活空間を創造する行為のことをいいます。

ドイトや島忠、その他のホームセンターなどでよく見られる表現ですが、これってなんと読むのでしょうか?



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2004年10月31日

[オベリン]

東京都町田市にある桜美林(おうびりん)大学は、1946年、北京からの引き揚げ者である清水安三・郁子夫妻によって創立された、キリスト教系の大学です。

「桜美林」という名前は、学園創立時にキャンパスに八重桜が咲き乱れたという光景と、あるフランスの牧師の名前が関係しています。

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2004年10月17日

[デマ]

根拠のない噂を「デマ」といいますが、これは「でまかせ」の略ではなく、ドイツ語の「デマゴギー(demagogy)」から来ています。

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2004年10月09日

[自由人]

韓国では先月、北朝鮮からの脱出難民の呼称をインターネットで応募していました。

日本では「脱北者」でほぼ統一されていますが、韓国は「帰順者」、「北韓脱出難民」など、時代背景を反映するような呼び名に次々変わっていました。



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2004年10月08日

[ケツカッチン]

次の予定があるので、今の仕事の終わり時間が決まっているという意味の業界用語で「ケツカッチン」というのがあります。

これはもともと、映画の撮影で、カメラスタートの時に助監督などが鳴らす、例の「カチンコ」という道具に関係します。

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